 |
 |
みそに漬けることで風味がしみ込み、魚の生臭さが消える。京都随一の漁業の町、伊根町の家庭では様々な魚介の保存食が作られ、昭和56年には漁協が「ぶりのみそ漬」を商品化。土産として定着しつつある。伊根とぶりとの関わりは深く、身祝い(※)にセンバ(寒ぶりの煮付け)を大根おろしで食べる習慣があり、江戸時代に宮津藩へ献上した記録も残っている。
※毎年、1月8日に行われる新年会。別名をコトという。
|
 |
 |
| いわし・あじ・さばなど大量に捕れて値の安いものをぬかに漬け込んだ。おもに漁の少ない夏季の食膳にのぼり、ぬかを落とさずに軽く焼くと食欲をそそるこうばしい香りが漂う。魚種や地域によって仕込む時期は異なるが、舞鶴市吉原地区では古くからさばの脂がのる秋に作られてきた。現在は材料となるいわしなどの漁獲量が減っているため、作る人が少なくなった。伊根町では漁協で製造したへしこを一樽で購入する家もある。
|
 |

|