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| 昔の水田には様々な生きものが生息し、中でもたにしは貴重なたんぱく源として食された。草取りのために田んぼに入ると歩いた後にくぼみができる。ここに集まるたにしをざるで拾い、水の澄んだ川で2〜3日さらして泥を吐かせる。針などで貝のふたを取り、内臓を除いて塩揉みし、しょう油・みりん・砂糖・しょうがで甘辛く煮る。初夏の水田に散る稲の花びらを食べたたにしで作るとおいしい。
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| 春にさんしょうの実を収穫して1年塩漬けしておき、佃煮にしたい分だけ湯がいて使う。しょう油・砂糖・だしなどで25分ほど煮て、水あめで味を整える。ぴりっとした辛みでごはんがすすみ農繁期のおかずとして重宝したが、最近では家で作られなくなった。また、さんしょうの樹齢は約10年と短く、市島町徳尾では「実を摘みながら歌うと、木が早く枯れる」と口承されている。
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